さて、今回は、

SDGsを実現するジュエリーリフォームとは?

というテーマでご紹介したいと思います。

ジュエリー

SDGsとジュエリーリフォームはどんな関連があるの?

近年よく耳にするようになったサステナブルやSDGsという言葉。サステナブルはsustain(持続する)とable(~できる)から成り立つワード、SDGsは「持続可能な開発目標」という意味を持っています。世界中の人々が現在、共通の課題として取り組むのが持続可能な社会の実現です。地球の資源を大切にし、環境を破壊することなく次の世代に豊かで平和な暮らしをひき継ぐことができるよう、世界の国々が協力しあって実現しようとしています。その中で生まれた目標がSDGs17の持続可能な開発目標です。

貧困の問題の解決、食料の安定確保、持続可能な農業の推進、健康的な生活の確保、ジュエンダーの平等、あらゆる不平等の是正などを17の目標として掲げ、すべての人々が快適に暮らしていくために取り組んでいます。これまでの消費、経済最優先の考え方を捨て、地球環境を守るために今ある資源を大切に使い、活かすことが必要で、たとえば手元に眠っているジュエリーをリフォームして活かすこともSDGsの活動といえるのです。

 

ジュエリーリフォームでSDGsに貢献する方法って?

受け継いだジュエリーや手持ちの貴石を活かすリフォームは、新たな貴金属や貴石を消費しないのでSDGsに貢献することができます。たとえば、結婚前に夫から贈られたダイヤモンドの婚約指輪を一粒ダイヤモンドのネックレスにリフォームしてお嬢さまにプレゼントすれば、ダイヤモンドを活かすことができます。また、お祖母さまが残したダイヤモンドの婚約指輪をリフォームして新たなデザインの婚約指輪に仕立て、それをお孫さんが自分の婚約者に贈るというのも立派なSDGsです。ダイヤモンドやプラチナなどの希少な資源を活かし、ビジュー・ド・ファミーユと呼ばれる家族の宝石として引き継いでいくことができるのです。

 

ジュエリーリフォームのメリットは資源の有効活用

SDGsに関しては国や企業だけでなく、私たち一人一人がサステナブルな活動を心がけていかなければ持続しません。身に着けなくなったジュエリーを宝石箱に眠らせておくのは、ダイヤモンドやルビーのような貴石、ゴールドやプラチナなどの貴金属を活用せずに放置することになります。使わないジュエリーをリフォームすることによって、貴石や貴金属、という貴重な資源を活かすことができ、新たな資源を消費しなくて済みます。それらを有効活用することは、そのまま地球環境に配慮することになるのです。

 

アイデア次第で個性と持続性を兼ね備えることができるジュエリーリフォーム

たとえばお母さまが若い頃にお父さまから贈られたダイヤモンドの婚約指輪が残っている場合、そのままのデザインでは古めかしくて現代のファッションにそぐわないかもしれません。そんな場合はリングからダイヤモンドを取り出し、お嬢さまのために新しいリングを作ってプレゼントしてはいかがでしょうか。お嬢さまの誕生石をプラスすれば、ひと味違うオリジナルなジュエリーに仕上げることができます。ダイヤモンドのリングは劣化することがないため、次の世代、また次の世代へと引き継いでいくことができます。プラチナなどの貴金属は保管するにも場所を取らず、いざとなれば買い取りもしてもらえますので、財産のひとつとして手渡すことができ、喜ばれることでしょう。

 

思い出のジュエリーを次世代に繋ぐ素敵な「ビジュー・ド・ファミーユ」

「ビジュー・ド・ファミーユ」とはフランス語で「家族の宝石」。ビジューは宝石、ファミーユは家族という意味になります。ヨーロッパでは古くから、お祖母さまからお母さまへ、そしてお嬢さま、そのお子さまへと思い出深い宝石を大切な家族に伝えていく習慣があります。家族の絆の証として代々引き継がれるジュエリーは、ファミリーを守るラッキーアイテムとして大切にされます。お祖母さまやお母さまの幸せな思い出が詰まったジュエリーは、厄除けやお守りとしての効果もあるといわれています。

 

 

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