希少なカラーダイヤモンドの魅力

 

無色透明なイメージのあるダイヤモンドですが、さまざまな自然条件が重なって、まれに色の着いたカラーダイヤモンドが誕生することがあります。多彩で個性的な色合いは、二つとして同じ色がない希少な存在として人気です。

 

どんな色があるの?

ダイヤモンドの鑑定基準では色によって23段階のグレードに分けられていて、一般的に透明度が高く、無色に近づくほど価値が高くなります。最上とされる無色透明は「D」カラーにランクされ、黄色みが強くなるほど後方にランクされます。

カラーダイヤモンドは色味が鮮やかに出ているものに希少価値があり、「Z」という特別なグレードに評価されています。鮮やかに発色する発掘量の少ないファンシーカラーダイヤモンドは、その価値が非常に高くなっています。

カラーダイヤモンドにはピンク、ブルー、グリーン、ブラックなど個性的な色味のものがあり、珍しい色合いのカラーダイヤモンドは発掘される確率が低いため、特に希少な宝石とされています。

 

人気があるのに希少なピンクダイヤモンド

 

ピンクダイヤモンドは1979年にオーストラリアのアーガイル鉱山で発見されましたが、なぜピンク色のダイヤモンドが自然に生まれるのかは謎でした。これまでピンクダイヤモンドの90%を発掘してきたアーガイル鉱山は、掘り尽くされて2020年に閉山となり、ピンクダイヤモンドの価値はますます高くなっています。

 

カラーダイヤモンドの中でも、女子に断トツ人気なのはピンクダイヤモンド。強いきらめきを湛えるスイートなピンク色は華やかでハッピー感があります。
身に着ける人を幸福な気持ちにしてくれるピンクダイヤモンドは、生命力や幸福を感じる女性ホルモンを活性化させるというデータもあり、女性に人気があるのもうなずけます。

ピンクダイヤモンドには「完全無欠の愛」「永遠の絆」という意味合いもあり、永遠の愛を象徴するパワーストーンとして、幸せな未来へ導いてくれます。

 

幸せを呼ぶブルーダイヤモンド

 

ダイヤモンドの結晶にわずかにホウ素が混ざることでブルーに輝くブルーダイヤモンドとなります。ブルーダイヤモンドのほとんどは南アフリカのカリナン鉱山で発掘されています。

ブルーダイヤモンドは花嫁が身に着けると幸せになるサムシングフォーのひとつ、サムシングブルーにあてはまることから、婚約指輪や結婚指輪に使われてきました。ブルーは聖母マリアのシンボルカラーとされ、花嫁の清らかさを守る色とされています。

ブルーダイヤモンドはきわめて希少な宝石で大変高価です。ブルーには心を落ち着かせる効果があり、身に着けるとその人の魅力や才能を引き出してくれるともいわれています。宝石言葉には「永遠の幸せ」「絆を深める」などの意味があり、婚約指輪にも最適です。

 

その他のカラーダイヤモンド

 

形成過程で窒素を含み、天然の放射線の影響で緑に発色するのがグリーンダイヤモンド。 黄色を帯びたダイヤモンドの中でファンシーダイヤモンドと判定される鮮やかなものはイエローダイヤモンド。鉄鉱石やグラファイトなどが石全体に広がることで黒くなるブラックダイヤモンドはクールな印象で、男性にも人気です。

 

内石にカラーダイヤモンドを入れて幸福のお守りに

お守りとしてカラーダイヤモンドをサイドストーンやインサイドストーンにするのもおすすめです。

リングの内側にこっそりブルーダイヤモンドやピンクダイヤモンドをしのばせる方法なら、目立たないので男性も抵抗なく着けることができます。「幸せが永遠に続きますように」との願いを込め、カラーダイヤモンドを内石に使った二人だけの特別なリングを作り、幸運のお守りにしてみてはいかがでしょうか。

 

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