さて、今回は、
手作りの結婚指輪はおトクなのか?
というテーマでご紹介したいと思います。
結婚指輪を手作りするのが流行ってるけど、既製品よりおトクなの?
手作りの結婚指輪をSNSでも見かけるようになりました。世界でひとつの結婚指輪を二人で一緒に手作りしたい!と考えるカップルは増えているようです。大切な記念に世界にひとつだけのデザインの指輪を作ることで、一生涯忘れられない思い出と深い絆も生まれますし、二人で作り上げるその時間はかけがえのない宝物になります。
ただ、手作りだから安くできるというわけではないようです。金属の加工をするための工房や専門的な技術と知識が必要になるため、専門家のサポートが欠かせません。手作りするにしても結婚指輪は決して安くできるものではありませんので、既製品より安くなる、おトクというわけではないことを理解しておく必要があるでしょう。
結婚指輪を手作りするためのデザインアイデア
手作り結婚指輪のメリットは、既製品にはないデザインを取り入れることができる点ですが、プロのサポートが必要です。二人の誕生石を埋め込むことや、好みの素材を選んでアームの曲線を自分で描くなどオリジナリティにあふれたデザインを考えるのは楽しいものです。プロのアドバイスに従って、自分たちのアイデアを生かした世界でひとつのリングに仕上げることができます。裏が表になり、表が裏になるメビウスリングやハワイの植物をモチーフにした縁起のよいデザインなど、個性的なデザインも楽しいですね。
指輪を創り上げる工程を自分たちの手で
手作りの結婚指輪を作るなら、まずは製作できる工房を探しましょう。プロの職人さんのサポートを受けながら制作できるところが安心です。素材やデザインについて工房スタッフと相談をしながら詳細を決めていきます。自分たちに適した素材とデザインを選び、日程を決めます。工房でプロのサポートを受けながら、金属を叩いて成型する、刻印を入れるなどの制作過程を経て、完成となります。
出来上がったときの感動的な瞬間は二人だけの思い出
自分たちの手で慈しみながら作り上げた結婚指輪。出来上がりの瞬間は何ものにも代えがたい二人だけの思い出です。自分たちで自分たちの結婚指輪作りに携わるというレアな体験は、ブランドにこだわるよりも、思い出や体験を大切にしたいという人にはぴったりかもしれません。完成した指輪を手にする瞬間は、一生忘れることのできない経験になることでしょう。
あらかじめ素材や宝石の種類について知っておく
結婚指輪との素材はさまざまです。素材選びで重要なポイントはなんでしょうか。結婚指輪はほかのジュエリーと異なり、日常生活の中で常に身に着けているものです。しかも何度も買い替えるというジュエリーではなく、一生を共にする大切な存在です。この点を考慮すると、変色や変質がしにくく、品質の良いものを選ぶのが賢明です。素材によって金額も異なり、指にはめた時の印象や着け心地も違います。それぞれの素材が持つ特性を把握して、自分たちに適した素材を選ぶことが大切です。
地金の特徴
一般的には金属で作る結婚指輪ですが、素材として特に人気があるのは「プラチナ」「ゴールド」「チタン」です。上品な色合いのプラチナは、白い色合いが美しく清潔感があります。変質や変色もしにくく、汗や温泉などにも強ので、長年の使用にも耐え流ことができます。
華やかな印象のゴールドは海外で特に人気。欧米ではゴールドが結婚指輪として選ばれることが多く、英国王室のキャサリン妃やメーガン妃もイエローゴールドの結婚指輪を身に着けています。日本でもゴールドを結婚指輪に選ぶカップルが増えてきています。華やかで存在感のあるゴールドですが、素材が柔らかいので、変形しやすいのが欠点です。K24の純金ではなく、他の金属と混ぜることで強度が増し、色あいも多彩になります。人気のK18イエローゴールドは金に銀や銅が配合されたもので、耐久性に優れ、加工しやすいというメリットがあります。
軽い着け心地が好まれるチタンは着装感の良さでも人気です。とにかく軽く、普段アクセサリーを着け慣れない男性でも違和感なく着けることができます。金属アレルギーを起こしにくい性質から、アレルギーが心配な人でも安心して着けることができるのも魅力です。チタンは強度があり、長年の装着にも耐え変形も少ないですが、サイズ直しは難しいことを念頭に置いておきましょう。
宝石入りのリングも素敵
結婚指輪に宝石を付けたいというカップルもいます。婚約指輪にはダイヤモンドがつきものですが、結婚指輪にもメレダイヤモンドを埋め込む人が増えています。特に女性は日常生活の中でも手元のきらめきが欲しいと考える人が増えているのです。ダイヤモンド以外でおススメの宝石では、お守りにもなる誕生石を埋め込むのも人気です。ダイヤモンドに次ぐ硬さを誇るサファイアや、女性の美しさを引き立ててくれる「宝石の女王」ルビー、クレオパトラが愛した石としても知られるエメラルド、見る角度によってさまざまな色合いに輝くオパール、誠実さを意味する宝石トパーズ、真円のフォルムが永遠の愛と縁を結ぶといわれるパールなどが人気です。内石としてアームの内側に埋め込めば、男性も宝石の輝きを密かにに楽しむことができます。
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