婚約指輪ってそもそも必要ですか?
世間では、プロポーズにはダイヤモンドの婚約指輪がつきもののように言われていますが、なぜ必要なのか疑問に思ったことはありませんか?
婚約指輪の起源とは?
婚約指輪の起源はエジプト時代の象形文字にさかのぼります。丸い形は永遠に途切れることのないものの象徴とされたことから結婚を意味するようになったそうです。そして古代ローマで何かの約束を証明するものとして指に鉄の輪を着けたのが、結婚の約束を証明する婚約指輪へと変化していきました。
古代ギリシャでは左手の薬指から心臓へ血管がのびていると考えられ、特別の意味を持っていました。重要な指である左手の薬指に婚約指輪を着けることは、いのちをかけて永遠の愛を誓う証として大きな意味合いを持つようになったのです。
婚約指輪はなぜダイヤモンドになったの?
ダイヤモンドはこの世で一番硬い物質とされ、傷がつかず、永遠に輝きが失われることがないことから、永遠の愛の象徴とされるようになりました。高価で貴重な宝石でもあり、世界中で人気となりました。日本でダイヤモンドが婚約指輪として定着したのは戦後で、昭和30年代後半、高品質なダイヤモンドの輸入が可能となり、次第にダイヤモンドの婚約指輪が広まっていきました。
婚約指輪以外のものを贈ってもいい?
婚約や結婚の記念の品はこれでなければダメということはなく、二人でよく話し合って納得のいくものを決めることが大切です。プロポーズに婚約指輪を贈ることはスタンダードとなっていますが、仕事柄、職場では指輪を着けることができない人や、指輪をする習慣がない人は指輪以外の品物を婚約の記念にプレゼントしてもらっています。
指輪以外で人気の品は?
仕事場でも毎日着けることができる高級時計や、一粒ダイヤモンドのネックレス、冠婚葬祭に重宝するパールのネックレスを希望する人も多いようです。高価なパールのネックレスはなかなか自分では買いませんし、既婚者として冠婚葬祭に出席する機会も増えるので、パールのネックレスとイヤリングのセットは出番が多くなります。
あとから後悔することがないように
結婚には何かとお金がかかるものです。新婚当時は指輪より他のものにお金をかけたいと思っていても、あとからやはり婚約指輪がほしかったと後悔するのは悲しいですよね。一生に一度の記念の品ですから、買わずに後悔しないよう納得いくまで考えて、できる範囲で購入することをおすすめします。きっと一生の思い出の品になりますよ。
二人で相談して満足できるものを
婚約指輪を選ぶ場合など、どの指輪がいいか迷っているときや二人の意見が食い違ってしまったときなどは、専門店に相談しましょう。経験豊富なスタッフが気軽に相談にのってくれますよ。
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