婚約指輪の上から結婚指輪を重ねるのが人気です
最近人気を集めている婚約指輪と結婚指輪の重ね着け。幸せを重ねることにつながるブライダルリングの重ね着けは、手元を華やかに彩ってくれるうれしい効果があります。従来は婚約指輪は、婚約期間だけ身に着けるものというイメージがあり、結婚後は大切に箱に仕舞い込まれて、パーティーやお祝い事など特別な時しか着けるチャンスがなかったものでした。せっかくパートナーから贈られた大切な婚約指輪ですから、日常的に身に着けてもっと活用したいと考える人が増えたこともあって、婚約指輪と結婚指輪の重ね着けが人気となってきているようです。
重ね着けの順番には意味があります
実は結婚指輪と婚約指輪の重ね着けには深い意味があり、そこがおしゃれのためのファッションリングの重ね着けとは異なるところです。誓いの象徴である結婚指輪を指の内側に、旦那さまからの愛のシンボル婚約指輪を外側に着けることで、「愛の誓い」を閉じ込めて、永遠の愛の証とすることができるといわれています。
地金素材の色を揃えると上品な印象に
重ねづけするリングは、プラチナの結婚指輪にプラチナの婚約指輪など、地金素材の色を合わせると統一感が出て合わせやすく、上品な印象になります。シンプルな結婚指輪にダイヤモンドの付いた婚約指輪を重ねるとき、2本が同じ色合いの素材を使っていれば、デザインの違いなどを気にすることなく気軽に重ね着けを楽しむことができます。また結婚指輪と婚約指輪のデザインを揃えてみるのも合わせやすくおすすめです。
シンプルなストレートラインや優美なS字ライン、スタイリッシュで指を美しく見せてくれるV字ラインなど、さまざまなラインのリングがありますが、ラインを揃えてデザインを選ぶことで、指輪と指輪の間にすき間ができず、統一感が生まれるうえ着け心地もよくなります。
あえてゴールドとプラチナのように異なる素材を合わせて、個性的な手元を演出してみるのも素敵です。アーム全体にメレダイヤモンドを施したエタニティタイプのリングを婚約指輪にして、シンプルな結婚指輪を合わせる重ね着けも人気があります。
婚約指輪と結婚指輪のセットリングも充実
ブライダルリングのブランドでは、婚約指輪と結婚指輪のセットリングも多数ラインナップされています。初めから重ねづけすることを前提に設計されているので、コーディネートしやすく、重ねてつけてもそれぞれ別の指につけてもしっくりなじみます。婚約指輪だけを他のジュエリーとコーディネートしたり、セットでつけてボリュームを出したりなど、計算され尽くしたデザインの美しさを楽しむことができるのがセットリングの良さでしょう。
セットリングでしか重ねづけはできない?
セットリングが重ねづけしやすいのは当然のことですが、先に婚約指輪だけをもらった場合など、結婚指輪とは別のデザインを購入してしまった場合でも、重ねづけをしてはいけないと言う決まりはありません。セットリングでなくても重ね着けをすることはできますが、リングの素材や厚み、色が揃っている方が合わせやすく、バランスを取るのが容易ではあります。
セットリングとして初めから設計されているものは、婚約指輪と結婚指輪の素材、デザイン、リングのアームラインがしっくりとなじみ、重ねて着けた際の美しさや華やかさが緻密に計算されています。さらに価格的にもそれぞれ単体で購入するよりコスパが良いことが多いようです。婚約指輪だけ、結婚指輪だけでも使用でき、重ね着けもできるセットリングは、コーディネートの幅がぐんと広がり、満足感が得やすい傾向があるようです。
重ねづけで着こなしの幅が広がる
友人の結婚披露パーティや同窓会など華やかなシーンでは、重ね着けをすると一層華やかな手元を演出することができるため、とても重宝します。友人とのランチなどでも手元の華やかさをさりげなくアピールでき、なにより自分自身で手元を眺めた時に気分が上がります。意外と効果的なのが実家での食事会などで婚約指輪を着用することです。お二人の夫婦の仲の良さを感じられることから、ご両親が喜んでくださるのです。婚約指輪と結婚指輪の重ね着けは幸せの象徴でもあり、ご自身で手元を見るたびに結婚の幸せを実感することができることでしょう。
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