さて、今回は、

パールネックレスのアレンジバリエーション

というテーマでご紹介したいと思います。

パールネックレス

パールネックレスにはオケージョンシーンで使うフォーマルなイメージがあり、そのまま着けて装うというのが定番でしたが、このところジェンダーレスにパールネックレスが着用されるようになり、遊びの要素をプラスして楽しむのがトレンドになっています。パールネックレスにさまざまなプラスワンをして、一本のパールネックレスを何倍にもアレンジして楽しみましょう。

 

ロングのパールネックレスをアレンジ

ジュエリーのアレンジでは、ロングのパールネックレスほど楽しめるものはありません。ひと技加えることで、ネックレスの雰囲気や表情がガラリと変わるのです。

ロングネックレスを二連にしてねじりを加えることで、ツイストの効いた華やかなネックレスができあがります。同じように三連にしてねじるとツイストが美しい三連のチョーカーになります。幾重にも巻いてブレスレットにするのも素敵ですね。

ロングネックレスのみぞおちあたりで結び目を作ると、結び目がアクセントになり、華やかなY字風のパールネックレスに変身します。ロングのパールネックレスはネックレス使いにこだわらず、斜めがけにしたり、ワンピースのベルトとして使うとコーディネートのポイントになります。ロングネックレスはアレンジ次第、アイデア次第でさまざまな表情になり、一本持っているととても重宝するアイテムです。

 

クリップタイプのクラスプでY字ネックレスに

クラスプ(留め具)をクリップタイプのおしゃれなものに替えると、アレンジの幅が広がります。シルバーやゴールドの存在感のあるクラスプで、シンプルなパールのネックレスがモダンな印象に変わります。ネックレスの途中に差し込んで、Y字ネックレスに変身させることもできます。シンプルなパールネックレスに飽きた場合など、クラスプを交換することで長さも表情も変化させることができ、さまざまなアレンジが楽しめます。

 

ブローチの歴史を紐解く

古代ギリシャではブローチは安全ピンのように衣装を留めるためのものでした。ブローチには実は長い歴史があるのです。ブローチは使われる留め具の種類によってタイプが分かれています。最も一般的に使われているのが、ブローチピンです。そのうちひとつは円形の留め具に入った切れ込みに針先を引っかけ、留め具を回すことで針を固定するタイプ。針の先を収納する留め具が回転する仕組みになっているので、風車式と呼ばれています。もうひとつは筒型の留め具に入った切れ込みに針先を入れてから留め具を押し込んで固定するタイプで、鉄砲式と呼ばれています。

 

ブローチをポイントにしてペンダント風ネックレスに

宝石箱の中にブローチがあるなら、それを活用してパールネックレスの表情を変えることができます。たとえばカメオのブローチをパールネックレスにプラスすると、アンティークな表情のネックレスになります。ブローチをペンダントトップにしたパールのネックレスは、他にはないお洒落なデザインネックレスに変わります。ブローチを付ける際は、真珠の珠を傷つけないよう気を付けましょう。ブローチをネックレスに取り付けるための金具もありますよ。

 

手軽に楽しめるチャームでアレンジ

パールネックレスをアレンジする場合、手軽なのはチャームをプラスする方法です。クリスタルやスワロフスキー、ダイヤモンドを用いたものなど、チャームの素材はさまざまあり、デザインも豊富です。他のネックレスやブレスレットなどにつけていたチャームをパールネックレスにつけると雰囲気が変わり、お洒落の幅も広がります。

チャームでネックレスの長さを調整できるスグレモノもあり、フォーマルなパールネックレスの印象が大きく変わります。リフォームなどとは違って、チャームを付けるだけなので気軽にチャレンジできますね。チャームでパールネックレスをさまざまなテイストに変身させて、楽しんでみてください。

 

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