さて、今回は、
今さら聞けない「両家顔合わせ」って何するの?
というテーマでご紹介したいと思います。
両家顔合わせの目的とは
最近は結納などの儀式を省略することが多くなり、代わりに両家顔合わせの食事会などを行うのがトレンドになっています。では両家顔合わせとはどのようなものなのでしょうか。
結婚する当事者ふたりの意志で行われるのが結婚ですが、結婚するにあたっては、これまで育ててもらった両親に結婚相手とその家族を紹介し、両家の距離を縮める必要があります。そこでお互いの両親を引き合わせ、レストランなどで食事をしながら会話を楽しみ、親交を深めるのが顔合わせです。
顔合わせ当日のおよその流れ
顔合わせ当日の流れには、決まったルールというようなものはありませんが、おおよそ次のような流れが一般的です。
当日は予約したレストランやホテルのロビーで待ち合わせをします。男性、女性それぞれの親御さんとは別の場所で落ちあい、家族ごとに会場に向かうのがよいでしょう。会場で両家が集合する前に、ご両親と会話をするなどし、親御さんの緊張をほぐしておきましょう。
それぞれ会場に到着したら、お店の方が誘導してくれることが多いので、指示にしたがいましょう。基本的に奥から父親、母親、本人と着席します。着席したら挨拶を交わし、結婚の当事者がそれぞれの家族を紹介するといいでしょう。もちろん、各自が自己紹介する形でもかまいません。
その場で婚約指輪を披露したり、婚約記念品を交換するなどのカップルもいます。こうでなければいけないという決まりはないので、どのように過ごすかはご両親の考えも聞きながら、ふたりで決めていきましょう。
乾杯の挨拶のあと会食をはじめます。和やかな雰囲気になるようにふたりが率先して話題を提供していくといいでしょう。会食はおよそ2時間ほどが標準なので、会話を楽しみ、おひらきとします。お開き前にはふたりからご両親など出席してくれた方々へお礼をのべて、解散します。
日程や場所はいつ、どこにする?
結婚が決まったら顔合わせの日程は、早い方がいいでしょう。結婚式の半年前から3カ月前までには顔合わせをするのが一般的ですが、出席者の都合を合わせ、なるべく早めに設定しましょう。場所は双方の出席者が集まりやすいエリアから選びます。駅から近いなどの利便性も考慮し、落ち着いて話をすることのできる、個室のあるレストランやホテルの食事処を選ぶといいでしょう。結婚式をするのがホテルであるなら、当該ホテル内のレストランであれば、ご両親が結婚式場の下見をすることもできます。
服装や持ち物に決まりはあるの?
当日の服装、手土産などについては、事前に打ち合わせをしておくと安心です。服装にはその場にあった「格」というものがあるので、会場の雰囲気に合ったものを身に着けるのがマナーです。格式のあるホテルのレストランや料亭の場合はフォーマルな服装で臨みましょう。カジュアルなレストランであれば、きれいめなカジュアルな服装でかまいません。両家の服装の格を揃えることも大切ですから、事前に打ち合わせをしておきましょう。
手土産は必須ではありませんが、その場の緊張もほぐれ、会話も盛り上がる可能性もありますので、手土産は持って行く方がいいでしょう。値段は3000円から5000円ぐらいが適切です。事前に手土産の有無、値段なども打ち合わせておくと安心です。
顔合わせの費用は誰が負担するの?
顔合わせ食事会の費用は、当事者ふたりが折半するケースと、両家が折半する場合がありますが、どちらかが遠方から来る場合は、来てもらった方が多めに費用を分担するなどの配慮も大切です。選ぶ会場によって費用は変わってきますが、一人あたり1万円ほどの予算を考えておけばいいでしょう。
事前に当日の流れを把握しておく
両家が初めて顔を合わせる食事会ですから、双方緊張する場合も考えられます。事前にふたりでよく話し合い、待ち合わせ場所、着席の仕方、それぞれの家族の紹介、手土産の交換、話題など当日の流れをシュミレーションして臨むと安心ですね。
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