宝石のルースって?
ルースという単語を聞いたことがありますか?ルースとは指輪やネックレスなどに加工されていない宝石、裸の石をルースといいます。石の種類や形に関係なく、枠に留まっていない石をルースと呼びます。
ルースだけでも購入できるの?
宝石店で目にするのは、ルースがセッティングされたジュエリーです。ルースの状態で宝石を見る機会はなかなかありませんが、ルースを購入することもできます。石そのものをじっくり見ることができるルースに興味を持つ方もいらっしゃいます。ルースの販売会などに顔を出してみるのもおすすめです。気に入ったルースが手に入ったら、そのルースでオーダーメイドジュエリーにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
お気に入りのルースでつくるオーダーメイドジュエリーの魅力
既製品にはない、自分だけのジュエリーを実現できるのがオーダーメイドジュエリーです。
お気に入りのルースを使って、オーダーメイドジュエリーをつくってみませんか。それにはまず、自分がつくりたいジュエリーをしっかりイメージすることが大切です。雑誌の写真やイラストを参考にすると、つくってもらいたいのは、こんな雰囲気のジュエリーというように、イメージを伝えやすいですね。
自分で簡単なデッサンを描いてみてもいいでしょう。そのイメージを持って、ジュエリー店にご来店ください。プロのスタッフが相談に乗り、デザイナーがイメージをカタチにしていきます。地金に使う素材を決め、見積りを出します。他の誰も持っていないあなただけのスペシャルなジュエリー。想像するだけでわくわくしますね。デザイン画の作成や見積りまでは無料というお店も多いので、納得いくまで相談し、ご検討ください。オーダーメイドのオリジナルジュエリーはプロの職人が丁寧に制作します。素材から選んで制作していくフルオーダーメイドは完成までに1カ月半から2カ月はみてください。
お手持ちのルースや譲り受けたジュエリーの宝石ルースを使ってもOK
ルースを購入する機会はなくても、お手持ちのジュエリーにセッティングされているルースやお祖母さまやお母さまから受け継いだジュエリーから取り出したルースを使って、オーダーメイドジュエリーをつくることもできます。受け継いだジュエリーのデザインが好みではない場合など、ルースを使って新たなデザインのジュエリーに仕上げてもらうと、譲ってくださった方のお気持ちも、受け継いだジュエリーも生かすことができます。
たとえばお祖母さまから受け継いだエメラルドの指輪のデザインが古く、身に着けるのがためらわれる場合、エメラルドのルースを取り出し、モダンなデザインのリングをオーダーメイドすることができます。自分で描いたオリジナルなデザインにすれば、世界でひとつのリングに仕上げることができます。リングではなく、エメラルドのルースをペンダントトップにする、メレダイヤモンドをプラスしてブローチにするなど自由自在。ジュエリー店のスタッフやデザイナーと相談しながら、好みのデザインに仕上げてもらいましょう。
オーダーメイドジュエリーの楽しみ方
オーダーメイドジュエリーに挑戦するのはちょっと勇気がいると考える方もいらっしゃるかもしれませんが、オーダーメイドジュエリーはあなたの夢を叶えてくれるジュエリーです。
それは既製服とオーダーメイドの服との違いです。あなたの雰囲気や好み、サイズにぴったりとマッチしたジュエリーがゲットできる喜び。デザインの決まった地金の台を選んでルースと組み合わせるハーフオーダーもありますが、地金からつくるフルオーダーはご自分がイメージした通りの、世界でひとつだけのジュエリーに仕上がります。贅沢の極みと表現してもいいかもしれません。
地金の素材選びに始まり、夢や好みを詰め込んだデザインを描く楽しさは格別です。引き継いだルースをお持ちの方は、オーダーメイドジュエリーに挑戦してみてはいかがでしょうか。
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