さて、今回は、
パールブローチのコーディネートはロイヤルがお手本
というテーマでご紹介したいと思います。
ブローチの攻略はおしゃれ上級者の証
ブローチは、あらゆるジュエリーをつけこなしてきた人が最後にたどりつくアイテムだといわれ、ファッショニスタ憧れのジュエリーとされています。パールのブローチは白く柔らかなパールの輝きが襟元を上品に照らし、ジュエリー初心者にもつけこなしやすい印象です。一昔前のフォーマルな装いの襟元を飾る定番のジュエリーという位置付けから、今はもっと自由にパールブローチを楽しむ人が増えています。ジーンズやシャツスタイル、Tシャツやニット、帽子やバッグにもパールのブローチをあしらい、自分らしいスタイルやアレンジで自分流に活用してみることをおススメします。
パールブローチは世界中のロイヤルが愛用
パールブローチは、日本の皇室や英国王室の女性たちが公式の場で必ずと言っていいほど身に着けているジュエリーです。パールの輝きが清潔な印象をもたらし、誠実さや明るいオーラを感じさせます。英国では伝統的に、パールを正式なジュエリーとして公式の場で着用されてきました。19世紀ごろに英国との交流が始まった日本の皇室でも、パールが公式の場で身に着けられるようになりました。故エリザベス女王がパールのネックレスやブローチを愛用されていたのは特に有名ですね。
日本の皇室の方々が着用なさるパールジュエリーもたびたび話題にのぼりますね。愛子さまが園遊会でつけておられた遊び心のあるパールジュエリーも注目されました。パールのイヤリングもネックレスもユニークなもので、デザイン性のある小粒パールのイヤリングと、小粒のパールを組紐のように組み合わせた愛らしいネックレスでした。愛らしいお人柄がジュエリーにもよく表れたフレッシュな装いが印象的でした。また、伊勢神宮を参拝なさった折には、パールのイヤリングとネックレスに加え、清楚なパールのブローチを着けておられました。
パールの魅力を知り尽くしている英国のロイヤルファミリー。故エリザベス女王は大のブローチ好きとして知られ、お出掛けの際には必ずといっていいほどブローチを身に着けておられました。サファイヤやルビーなどの色鮮やかなブローチもご愛用でしたが、公式の場ではパールのブローチを身に着けておられたのが印象的でした。ネックレスにパールのブローチをプラスすることで品格と華やぎをより高め、パールのブローチがジュエリー全体のまとめ役を果たしていたといえます。
パールブローチコーディネートのポイント
シンプルなコーディネートに明るさと華やかさをプラスしてくれるのがブローチです。特にパールのブローチは顔の表情を生き生きと見せてくれる効果があります。襟元や胸元につけることが多いブローチは視線を上に集め、スタイルをよく見せる効果があります。
ブローチは相手から見た場合、最も印象に残りやすいアイテムです。ジャケットの胸元やワンピースの襟元にブローチがあるだけで、その人の印象が変わります。サイズやデザインによって印象が変わるので、相手にどのような印象を与えたいかによって選ぶデザインは変わってきます。自分らしさを表現するために、小さめのブローチを複数組み合わせたり、大き目のパールを使ったブローチでインパクトを強調したりしてみましょう。
つけこなしの一つのポイントとしては、ご自分の体型に合ったサイズを選ぶこと。小ぶりなブローチでは物足りないなと感じる場合は、2個、3個と複数着けてアレンジを楽しむのがおすすめです。身長の高い女性やふくよかな方は小さいブローチよりも大き目なブローチを選ぶとバランスがとれます。
シーンに合わせて選ぶこと
TPOに合わせたデザインを選ぶことも大切です。入学式や卒業式などのセレモニーではシンプルなデザインのパールブローチを選ぶと上品な印象にまとまります。胸元にブローチをつける場合は胸元より上、鎖骨の真下につけると美しく上品に見えます。顔に近い位置につけることによって、顔周り全体の印象が明るくなります。
パールのブローチはスーツの襟元だけでなく、カジュアルなニットやコート、ストールにつけてもおしゃれな着こなしができます。ワンピースなどのフォーマルな装いだけでなく、ジーンズのジャケットやシャツスタイルなどにつけると、新鮮でモダンな印象になります。
今、人気が再燃しているパールのブローチ。きちんと感と華やかさをプラスしてくれるアイテムとして、自分に似合うデザインのブローチをひとつ持っていると、おしゃれの心強い味方になってくれます。
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