さて、今回は、

「結婚指輪をカスタマイズして世界にひとつの愛の証に」

というテーマでご紹介したいと思います。

結婚指輪を自分たちだけのオリジナルで作りたい！

結婚指輪といえば、店頭に並ぶ品の中からデザインを選び、購入するものと考えられてきましたが、最近は多様化する価値観から結婚指輪についてもオリジナリティを重視したいというカップルが増えています。

結婚指輪には既製のデザインのほか、オーダーメイドやセミオーダーメイド、手作りなど様々な選択肢が増えてきています。お二人の価値観や好みやスタイルに合うのはどんな結婚指輪なのか、まずはじっくり考えてみましょう。既製のデザインのものを購入する場合でも、二人だけが知る内石を入れる、特別なメッセージを刻印するなど、オリジナリティあふれるカスタマイズを施すこともできます。

ブライダルリングにおける既製品とオーダーメイドの違いとは？

既製品とはお洋服のプレタポルテと同じで、既にデザインが完成した結婚指輪のことです。指輪の選び方や好みが自分たちにもよくわからないという場合は、プロがデザインした完成品を選ぶのが無難ということもありますね。ただ人気のデザインは他の人とかぶる心配があったり、今ひとつ愛着が持てなかったりすることもあります。その点、オーダーメイドなら唯一無二のデザインで思い入れのある結婚指輪ができあがります。オーダーメイドの結婚指輪なら、二人のためにデザインを一から考えた、自分たちの思い通りの結婚指輪ができあがります。

オーダーメイド、セミオーダーメイドのメリットは？

セミオーダーメイドなら基本のデザインや素材、宝石の有無、表面加工などを組み合わせて制作するかたちですが、フルオーダーメイドの場合は、一からデザインを作りますので、どこにもない世界でひとつだけの結婚指輪になります。プラチナやゴールドなど好みの素材を選び、好きなデザインテイストの指輪に仕上げます。フルオーダーメイドではプロのデザイナーがお二人の希望や好みを丁寧に聞き取り、デザイン画を起こします。二人で相談しながら制作を進め、二人の思いをデザインに込めることができます。その過程も楽しく、素敵な思い出になることでしょう。基本となるデザインをベースに、素材や石の有無などをカスタマイズできるセミオーダーもオリジナリティーという点では変わらないといえます。

オーダーメイドの手順とは？

フルオーダーとセミオーダーのどちらにしたいのかをまず二人で決め、フルオーダーの場合ならまず、自分たちが作りたい結婚指輪のイメージデザインを決めます。デザンのテイストや素材、ダイヤモンドなど石の有無、イメージしやすいラフデザインなどを持って行くと、スタッフもわかりやすいでしょう。ジュエリーデザイナーがお二人の希望をヒヤリングし、結婚指輪のデザイン画を仕上げます。そのデザイン画を見て検討し、違和感や修正点などがある場合はきちんと伝えます。その後、素材費や制作費用などの見積もりを出します。費用についてＯＫとなってから職人が制作に入ります。制作には時間を要しますので、フルオーダーメイドの場合は、ゆとりのあるスケジュールで購入すると安心です。

人気の刻印やインナーストーンとは？

既成のデザインであっても、結婚指輪の内側に刻印や内石を入れることで、世界にひとつの指輪を作ることができます。刻印というのは、二人だけの秘密のメッセージやワードを結婚指輪の内側に入れる秘密の仕掛けのこと。二人だけにわかる数字やイラストなども刻むことができます。カップルのうち、実に８割ほどが何らかの刻印をしているといわれています。

刻印にはレーザーで刻むタイプと手作業で刻む手打ちがあり、お二人のイニシャルや日本語表記のお名前を刻印します。入籍日や挙式の日にち、プロポーズの日などを入れるカップルも多くいらっしゃいます。刻印する内容によって、費用や日数が変わりますので、店頭でご相談ください。

指輪の内側に入れる石をインナーストーンまたはシークレットストーンと呼びます。内石は外側から見えないので、目立たせたくない男性にも人気があります。内側に誕生石などの宝石を入れることで、石の持つパワーをお守りにし、身を護ってもらう意味があります。それぞれの誕生石やダイヤモンドが人気ですが、サムシングブルーの言い伝えに従って青い宝石を入れるカップルもいらっしゃいます。秘密のインナーストーンで二人だけのオリジナル結婚指輪を作ってみてください。

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