男性にとっては結婚をかけての勝負どころ、女性にとっては憧れと喜びの詰まった一大イベント、プロポーズ。日本でもさまざまな演出が考えられるようになってきましたが、世界ではどんなプロポーズが行われているのでしょうか。
世界のプロポーズ事情を調べてみました。
アメリカはロマンチックでインパクトのあるプロポーズ
アメリカの男性は、ロマンチックでインパクトのあるプロポーズを演出するのが好きなようです。例えば野球などのスポーツ観戦時のハーフタイムに、大勢の観客を前にした公開プロポーズ。スポーツイベント会場のアリーナやスタジアム、コートでは、休憩や中断時間に「キスカム」のカメラが、観客の中から選んだカップルを大型スクリーンに映し出すというイベントがあります。会場の歓声を浴びながらカップルがキスをすると、喝采や口笛で祝福されます。その「キスカム」を使って、プロポーズするという大胆な計画を立てる男性もいるのだそうです。陽気なアメリカンらしいプロポーズの演出ですね。また、新聞の全面広告を使って彼女にプロポーズするなど、スマートで粋な演出をする男性もいます。
韓国のプロポーズはドラマチックな演出が人気
日本でも人気の韓国ドラマ。人気の理由は女性を大切にし、女性を気遣う韓国男性のやさしさにあると言えるでしょう。韓国の男性は女性を心から大切に思い、彼女の喜ぶことをしたいと一生懸命です。そんな韓国男性のやさしさはプロポーズにも表れています。
韓国の男性はロマンチックでドラマチックなプロポーズを演出するため、何か月にもわたって準備するといいます。部屋にたくさんのキャンドルやバルーンを飾って、愛を伝える文字を作る、街頭のモニターに愛のメッセージやプロポーズの言葉を流すなど、ドラマ顔負けの演出もやってのけます。これらはすべて女性を喜ばせるため。心のこもったこんなプロポーズ、うれしくないはずはありませんね。
イギリスでは伝統を重んじたプロポーズが主流
イギリスで主流のプロポーズは、男性が女性の前に跪いてダイヤモンドの指輪を差し出すスタイル。基本的にプロポーズは男性から女性にするものとなっているのがイギリスの特色です。女性から男性へのプロポーズが許されるのは、うるう年の2月29日だけだそうです。これはスコットランドやアイルランドを中心に長らく存在する決まりらしく、伝統を重んじる国イギリスならではの慣習といえそうです。
台湾のプロポーズにはダイヤの婚約指輪が欠かせない
日本人の男性はシャイな人が多く、派手なプロポーズを演出するなど苦手なタイプが多いですが、同じアジア系でも台湾の男性は、ロマンチックなプロポーズを演出したいと考える男性が多いといいます。
台湾でもプロポーズには基本、ダイヤモンドの指輪は欠かせないアイテム。女性が喜ぶよう、ダイヤモンドの指輪と花束を用意してプロポーズするのが一般的です。一生の思い出にしたいと会社の同僚や友人などたくさんの人に集まってもらい、みんなの前でプロポーズするのもポピュラーなことだそうです。多くの仲間たちに祝福されるプロポーズって、素敵ですね。
海外で人気があるバレンタインデーのプロポーズ
欧米では特に、多くの男性が2月14日のバレンタインデーにプロポーズをするといいます。日本のバレンタインデーでは、女性から男性にチョコレートを贈るので、女性から男性に告白できる日というイメージですが、ちょっとびっくりですね。
なぜ海外ではバレンタインデーにプロポーズする男性が多いのでしょうか。バレンタインデーは、海外では男性から女性に感謝の気持ちを込めて、プレゼントをあげる日とされています。そのようなわけで、バレンタインデーにプロポーズする男性が多いのです。
お国柄が表れる各国のプロポーズ、それぞれに面白いですね。日本の男性も世界に負けないよう、印象に残る素敵なプロポーズを演出してほしいと思います。
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