婚約指輪はいつまで着けていていいの？

婚約指輪を宝石箱にしまったままにしていませんか？もしそうだとしたら、とてももったないない。

彼が渾身のプロポーズと共にプレゼントしてくれた婚約指輪。婚約している期間だけしか着けちゃいけないって誤解している人はいませんか。そんなことはありません。
婚約指輪は結婚した後も着けていいのです。というより、ぜひ着けてください。かつては、婚約指輪は婚約期間中に着用し、結婚式が終わると結婚指輪をするというのが習わしのようになっていて、華やかな婚約指輪は宝石箱の中で眠っているという残念な時代がありました。けれども最近は違います。婚約指輪と結婚指輪をセットで身に着ける女性が増えています。せっかく彼が用意してくれた婚約指輪ですから、婚約期間だけではもったいない。ずっと身に着けていたいという彼女の声に応え、婚約指輪と結婚指輪の両方を一緒に着けてもなじむよう、最初からセットリングとして購入するカップルも増えています・

セットリングでなくても、大丈夫。結婚した後も、せっかくいただいた婚約指輪ですから、どんどん使ってくださいね。それが彼の願いでもあるはずです。

結婚後も婚約指輪の出番は結構あります

ダイヤモンドのついた婚約指輪は結婚後も、ここぞという晴れの日に最適です。友人の結婚式などフォーマルなシーンには、結婚指輪だけではちょっと地味。ダイヤモンドの婚約指輪が華やぎを添えてくれます。結婚記念日のちょっと贅沢なレストランでの食事などのデート、同窓会などに着けていっても、幸せアピールができそうです。

でもそんな特別なシーンだけではなく、友人とのランチや買い物、映画など普段のお出掛けにも婚約指輪を着けていく人も増えています。普段使いできるようなデザインの指輪を選ぶと、婚約指輪を気軽に普段から身に着けることができます。

普段使いしやすい婚約指輪のデザインは？

婚約指輪は特別な日に身に着けるものと思われがちですが、丈夫な素材やシンプルなデザインなど使いやすさを重視して選べば、普段から気軽に使えます。派手なデザイン、宝石のサイズが大き過ぎるもの、宝石が外れやすいデザインは避けます。シンプルで比較的丈夫なデザインを紹介します。
婚約指輪の王道ともいえるデザイン「ソリティア」ですが、石座の高い立て爪のダイヤモンドは、どうしても洋服などのひっかかりやすくなります。爪なしのソリティアなら指輪の表面がフラットなのでひっかかる心配がありません。爪なしのソリティアは控えめで上品な印象を与えるので、普段使いにもぴったりです。

そのひとつがフクリン留め。細い爪を使わず、フクリンという技法でダイヤモンドを一周ぐるりと包んで留めます。爪によるひっかかりはなく、この技法によりダイヤモンドが更に大きく見え、モダンでシャープな印象となります。
ソリティアにこだわらないのであれば、レール留めのフルエタニティが丈夫で、おすすめ。レール留めは電車のレールのように２本の地金の間にメレダイヤモンドを挟み込み、固定します。レールの地金が宝石を保護してくれるので、宝石が外れてしまう心配も少ないです。
ハーフエタニティリングは手の甲側のリング半周にメレダイヤモンドを留めたデザインの指輪で、ものが触れやすい手の平側は地金であるため扱いやすく、フルエタニティに比べて宝石の量も少ないのでカジュアルな印象です。

写真はイメージです。フルエタニティーやハーフエタニティーはとても華やかでありながらシンプルデザインのため人気のデザインです。

宝石を地金に埋め込む彫り留めの技法を使ったリンングも大変丈夫です。彫り留めとは地金を掘り起こしながら宝石を留めていく技法で、１つの宝石を複数の爪で留めるため、宝石が外れにくいのが特徴です。
このように丈夫なデザインの婚約指輪もありますので、デザインを吟味して選び、普段から身に着けることのできる婚約指輪も検討みましょう。

結婚指輪との重ね着けも人気

婚約指輪と結婚指輪の重ね着けも人気です。せっかく彼からプレゼントされた婚約指輪ですからタンスの肥やしにするなんて、もったいない。だったら結婚後も、婚約指輪と結婚指輪を重ねて着けたいと考える女性が増えてきています。そんな女性のために婚約指輪と結婚指輪のセットリングも用意されるようになりました。

最初からセットされた婚約指輪と結婚指輪なら、ふたつのデザインがしっくりなじみ、違和感もありません。セットリングの魅力は、シーンに合わせて、婚約指輪と結婚指輪のアレンジができることです。それぞれ１本着けもできますし、重ね着けも楽しめます。ふたつのリングが違和感なく重ねるように最初からデザインされているので、１本だけでも２本重ねても、それぞれに魅力があります。控えめにしたいときは結婚指輪のみ、少し華やかに装いたいときは重ね着けをして、手元の印象を変えることができます。セットリングなら華美にならないので、友人とのランチやちょっとしたお出掛け、もちろん日常の中でもしっくりなじみます。重ね着けをしたいと考えている人はセットリングという選択肢を選んでもいいかもしれません。

男性だって婚約指輪を着けて欲しい

プロポーズの際に頑張って購入した婚約指輪がタンスの肥やしになっていたら男性もがっかりです。結婚後も記念日のデートや晴れの日に着けてほしいと考えている男性は多いものです。まして普段から妻の指に結婚指輪と婚約指輪が重ね着けされていたら、うれしいに違いありません。プレゼントされた婚約指輪、タンスや引き出しに眠らせておかず、身に着けて楽しんでくださいね。

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