さて、今回は、
結婚指輪は不要? 指輪いらない派が代わりに贈っているもの
というテーマでご紹介したいと思います。
結婚指輪を買わない人の割合は?
一般的に結婚したら結婚指輪をするのが当たり前、と思われていますが、さまざまな理由から結婚指輪を購入しないカップルも一定数います。調査によると、結婚するカップルのおよそ2パーセントは結婚指輪を購入していないといいます。仕事柄、指輪をつけられない美容師や保育士などの方や金属アレルギーがあって身に着けることができない、予算がなくて購入できないなどの理由があげられます。
なぜ結婚指輪を着けるようになったの?
婚約の印やプロポーズのときに贈るのが婚約指輪。結婚の証として二人でずっと身に付けるのが結婚指輪。ブライダルリングには婚約指輪と結婚指輪の2種類があるのです。婚約指輪は男性が女性に結婚を申し込む際、男性から女性に贈られる指輪です。婚約指輪には周囲に婚約したことを知らせる意味合いがあります。
一方、結婚後に2人で身に着けるのが結婚指輪で、2人で一緒に身に着けることにより2人の間に一体感が生まれ、結婚したという自覚が高まります。周囲に結婚したことをアピールする意味合いもあり、永遠の愛を誓う絆の証として身につけます。結婚式の指輪交換の儀式に使うのも結婚指輪です。
指輪をしないカップルが贈り合う結婚記念品とは?
さまざまな意味を持つ結婚指輪ですが、中には仕事の関係で結婚指輪を身に着けることができない場合や2人とも結婚指輪はいらないと考えるカップルの場合、結婚指輪の代わりとなる結婚記念の品をお互いに贈りあうケースもあります。
仕事の関係で指輪を着けることができない場合、女性に人気なのはお守りともなる真珠のジュエリーです。真珠のピアスやイヤリング、一粒真珠のネックレスなど、柔らかな輝きで多くの女性に愛されているパールジュエリー。中でもお勧めしたいのが40センチの長さの真珠のネックレスです。この長さの真珠のネックレスがあれば、フォーマルなシーンをはじめ、冠婚葬祭すべての装いに寄り添い、とても重宝します。
高級時計は結婚記念品として男女ともに人気の高い贈り物です。ビジネスシーンで身に着けることができるスーツも人気です。ただ、衣類は年月を経ることで古びて傷むなどするので、永遠の愛の証としてはあまりお勧めできません。ゴールドやプラチナなどの装飾品は、時を経ても変質、変色などすることもないので、それらの素材を用いたネックレスやブレスレットなどもおススメです。
女性だけが指輪を着けたい場合は?
男性側が結婚指輪にはこだわらないという場合でも、やはり結婚指輪を着けたいという女性は多いもの。既婚者であることがひと目で分かる結婚指輪ですから、結婚したことを周囲に知らせたいという気持ちもあるでしょう。
どちらか片方が結婚指輪を作りたいという場合は、2人でよく話し合うことが大切です。やっぱり結婚指輪を作っておけばよかったという後悔の思いを抱きながら、長い結婚生活を続けていくのは残念なことです。女性が結婚指輪を着けたい場合は、その願いを叶えてあげることをお勧めします。
指輪で離婚率が下がる⁈
統計では、婚約指輪や結婚指輪を購入したカップルは離婚率が低いという驚きの数字が出ています。二人の意見が分かれた場合でも、たかが指輪と思わずによく話し合い、妥協点を探してみましょう。
結婚指輪は二人が同じデザインでなければいけないという決まりはありません。それぞれに好みの素材、違うデザインを選ぶカップルもいます。お互いの好みに合う別デザインのリングを選び、それぞれ身に着けることも可能です。職場では身に着けられないという場合は、2人で一緒に出掛ける時に身に着けるなど、工夫次第で結婚指輪を楽しむことができます。まずは2人でよく話し合って、納得のいく着地点を見つけてくださいね。
結婚式の指輪交換を指輪なしで行うには?
結婚式で指輪の交換をしたい──でもさまざまな理由から結婚指輪がないという場合、結婚指輪に代わるものを用意し、指輪交換の演出を取り入れることができます。
例えば婚約指輪を利用して、結婚式の中で新郎が新婦の指にはめてあげるという演出もできます。二人で交換したい場合は彼には時計やブレスレット、ファッションリングなどを用意し、交換する演出をするといいでしょう。
レンタルできる結婚指輪がある式場もありますので、前もってブライダルプランナーに相談してみるのもいいでしょう。結婚指輪ではなく、気軽に身に着けられるファッションリングを交換するカップルもいますし、そこは自由に考えて良いでしょう。結婚式での演出についても2人で話し合ってみてくださいね。
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