名古屋市千種区に店を構えるジュエルヤマグチです。
ジュエリーリフォーム（作り替え）や修理でお困りならお気軽にご相談ください。

大切な方から譲り受けたリングや若い頃にご自身で購入したリングやネックレス達。思い出のジュエリーの数々が宝石箱に眠っていませんか？
思い入れのあるものだから捨てられない。でも、そのまま使うにはちょっと抵抗がある。そんな時には、デザインを変えて新しいジュエリーに生まれ変わらせてみるのもお勧めです。

宝石箱に眠っていたお客さまのジュエリーを総点検。
その中から、お気に入りでよく着けていらした2本の指輪をお選びいただきリフォームすることにしました。
若い頃に購入したリングで、今でも時々着けてはいるもののちょっと飽きてしまったとのこと。両方とも思い入れがあるリングなので、デザインはそのままにしたいというお客さまのご希望通り、メインとなるカラーストーン２石を入れ替えることにしました。

入れ替えるお石はスピネルとタンザナイトです。
スピネルは本来透明な鉱物ですが、サファイア同様にクロムや鉄などの内包物により、さまざまな色合いが生まれます。写真のような色やブルー、レッド、パープル、ピンク、オレンジなどの豊富な色合いが楽しめる宝石です。

イギリス王室の戴冠式用の王冠に飾られた「黒太子のルビー」。実は王冠に用いられた宝石はルビーではなくスピネルだったという逸話は有名ですね。スピネルはルビーと同じ場所で産出しており、その輝きはルビーに引けをとらないといわれています。

タンザナイトは、12月の誕生石としても有名です。タンザナイトの本来の鉱物名は『ブルーゾイサイト』といいます。ゾイサイトにはブルーの他にグリーン、ピンク、イエローなどの色合いがあります。ティファニー社によって「タンザナイト」と名付けられたブルーサイトは瞬く間に人気の宝石となりました。現在は、タンザナイトに因んで、ピンクゾイサイトのことをピンクタンザナイトと呼ぶこともあります。

サイドストーンや指輪の腕はそのままに、メインとなる宝石を入れ替えました。ジュエリークリーニングをして宝石もピカピカに綺麗に仕上がりました。
同じデザインでありながらも、宝石の色合いが変わったことにより、また違った雰囲気が楽しめますね。お気に入りの宝石をこれからもたくさん身に着けてご愛用いただければと思います。

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